sweet words of love.
こちらは美珠が書く、恋愛小説ブログサイトです

好きだなんて言ってあげない

おはようございます。
井上美珠です。

来月、オパール文庫様より「好きだなんて言ってあげない」が発売されます。

佐宮七生と坂梨三月。医師同士の恋愛ストーリーになってます。
先輩医師、七生とその後輩、三月。七生がちょっとイケズで三月を翻弄する感じ。

医師同士といえば、千歳と万里緒も医者同士ですね。
しかし今回は、ちょっと医療系エピソードも交えつつ、ストーリーは展開していきます。
もちろん、七生と三月のラブなシーンもあります。
キレイなイラストを付けてくださっている、涼河マコト様のイラストも楽しみに読んでいただければ、と思います。

            


こちらのサイトに来ていただき、本当にありがとうございます。
また、「君にそばにいて欲しい」をご購入してくださった方、本当にありがとうございます。
感謝いたします。

それでは、今後もよろしくお願い致します。

井上美珠


【2016/06/08 07:29】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(6)

本が発売されました

いつもお世話になっております。
こんばんは、美珠です。

本日、新しい本が発売されました。
「君にそばにいて欲しい」です。
初めてのチュールキス文庫様からの出版です。

書泉さんで、フェアをやってくださっていて、SSも配布しております。
書泉さんHP
https://www.shosen.co.jp/fair/35267/
チュールキス文庫販促の詳細
http://www.j-publishing.co.jp/news/4886/
いろいろ悩んで、頑張って書いたのですが。
しばらくテイストが違うのを書いていたので、取り戻すのに時間がかかりました。
何度もリテイクしてしまい、編集者様には本当に申し訳なかったです。

できれば、ご購入し、読んでいただきたく思います。

いつもブログを見てくださっている方、本当にありがとうございます。

これからもよろしくお願い致します。

井上美珠
【2016/06/03 22:16】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4)

6/3 新刊が発売されます

前回の、久しぶりの記事に拍手などありがとうございました。

タイトルの通り、6/3に「君にそばにいて欲しい」がチュールキス文庫から発売されます。
Jパブリッシング社からの出版となります。

アルファポリス様以外から出すのは初めてです。
お声をかけて頂いた編集様のおかげで、新しい本を世に出すことができ、本当に感謝しております。

また、早く読みたい、というお声もあり、本当に嬉しかったです。

2ヶ月連続刊行で7月にも新たな本が出ると思います。
ぜひ手に取って読んでいただきたいと思っています。

それでは情報のみで失礼いたします。

またこのサイトにも時々来てやってください。

井上美珠

【2016/05/16 22:10】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(7)

オパール文庫サイトでの連載

お久しぶりです。大変ご無沙汰しておりました、美珠です。

こちらのサイトを更新しないままにしておりまして申し訳ありません。
これからは、情報を更新するサイトになっていくかと思いますが、これからも時々は見に来てやってください。

さて、本題です。

もうすでに気付いていらっしゃる方も多いと思いますが、オパール文庫のサイトで、連載が始まります。
5/12からのスタートで、4回連載の予定です。

「好きだなんて言ってあげない」というタイトルです。
坂梨三月というヒロインと佐宮七生というヒーローのストーリーとなっています。

ぜひ読みに行ってください。

これからも書き続けていきますので、よろしくお願いいたします。

こちらのブログを読んでくださった方、心から感謝いたします。


井上美珠
【2016/05/10 14:12】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2)

君と出逢って2:幸せの形2

「君と出逢って2」が発売されました。

発売に伴い、番外編とリンクした拙い小説を書きました。

よろしければ読んでください。

 

 

 

 某赤い箱のブランドの素敵な指輪を眺める。そして、左手の薬指に嵌めてみる。

「婚約指輪はバレ●ーナのパヴェダイヤモンド。結婚指輪はフルエタニティ。これだけのものを貰えるということは、優越感ですよ、奥様。キラキラしてますとも。まるでお金持ちの奥さんです。ご主人の職業は何ですか? 外交官であります」

 バカな独り芝居をしながら、キレイな指輪を手の角度を変え、キラキラさせてみる。

 ふう、とため息を吐いて、テーブルに頬杖をつく。

「今日は嵌めたんですか?」

 声が聞こえて顔を上げた。

 さっきの独り言聞かれてないよね? とちょっと焦った。

「あ、はい……や、キレイだなぁ、って思って」

 先にシャワーを浴びた純奈はまだ濡れ髪だった。髪の毛を拭きながら純奈と向かい合って、テーブルに座る貴嶺もまだ髪の毛が濡れている。

「髪は乾かした方がいいですよ」

「貴嶺さんも、濡れてますよ?」

「俺はともかく、あなたは長いから」

 言いながら髪の毛を拭いて、そのタオルを首にかける。

「朝ごはん、食べますか?」

 眼鏡をかけながら言われて、夫を見る。

 彼は新生貴嶺、親戚でハトコで、外交官。二人で住むようになって、二週間たっているだろう。

 超特急で結婚した彼とはお付き合いゼロ。非常に整った顔立ちの美形な旦那様と、本当に血がつながっているのか疑いたくなるほど、自分は彼とは似ても似つかない。本当に親戚なのかと言われたら、五~六親等くらい離れているから、と必ず言わなければならないだろう。

 カッコイイし外交官だから結婚したんでしょ? そう言われるかもしれないと最悪なことを思うが、それくらい彼、貴嶺の容姿は良いからしょうがない。初めて会った時も、無駄にイケメン、と思ったものだ。

 もちろん、彼の容姿に惹かれないわけではない。自分とて女なのだから、惹かれたに決まっている。でも、外交官だから、容姿が良いから結婚したわけではない。

「そ、そうですね。せっかく作って頂いたので。本来なら私が作るところですが」

 両手をすり合わせ、申し訳なく思いながら、顔をうつむける。

「別に、そうとは決まってませんから」

 純奈が顔を上げると、口元に笑みを浮かべ、タオルを首から外しながら立ち上がる。純奈も立ち上がろうとすると、貴嶺が手のひらをこちらに向け、そのままでいいと言う風に制止する。

「純奈さん、身体怠いでしょう? 座っていて、いいですよ」

 瞬きをして、顔が少し熱くなるのを自覚する。確かに身体は怠くて、特に腰のあたりは重い感じ。

 必ず帰って来ると書置きをしていた旦那様は、日付が変わって帰ってきた。しかも彼は、やっと帰ってきた、遅かったですね、おかえりなさい、と思った時、タキシードを着ていて。

「いえ、あの、大丈夫です。せめて、盛り付けなどは私が……」

「いいから、座っていて」

 言いながら純奈の横を通るとき、顎の下から頬をするりと撫でて行った。

 そんなこと、もちろんされたことがなく、初めてだったのでさらに顔が熱くなり動けなくなってしまった。いや、初めてでもなんでも、こんなこと日本人の男の人はそんなにしないと思う。

 後ろを見ると、キッチンに立つ後ろ姿。背も腰の位置も高く、スタイルの良い旦那様は身体の均整がとれている。しかも服の下はキレイな筋肉がついている。だからタキシードを着ていると、その整った美形な顔が映えて、かなりカッコ良く。どこかの撮影から帰ってきた俳優かモデルのようで。

「はぁ……」

 眼鏡をしていなくてコンタクトと思われた。眼鏡をしていない貴嶺は、目がいつもより大きくはっきりとしていて、素敵さが増す。なのに、そのタキシードを着たまま純奈はベッドに運ばれた。百倍増しにカッコイイ旦那様がタキシードを脱ぐ過程は、それは喉が鳴ってしまうほどエロくて。

「せ、セクシーで?」

 聞こえないように小さくつぶやく。つぶやいたら、熱い顔が治まらない。

 純奈が渡独してからの二日間は、初めてのエッチなアレをしてそれから、ものすごく愛された。身体も心も愛され、満たされ過ぎなくらい。でも、それ以降は全く、二週間は何もなかった。

 キスもなかったし、抱きしめられなかったし、話すのは朝のみ。その朝さえ話をしない時もあって、ずっと純奈が寝てから帰ってくる毎日。おかりなさい、も言えなかった。送り出すとき、行ってらっしゃいと言うだけ。

 すごく寂しかったし、慣れない土地でドイツ語も話せない純奈は心細いときもあった。でも、旦那様は仕事なんだ、と言い聞かせていた。

 事務的な感じにすみません、と何度も言われた。もっとこう、ないの? と思うのだが、貴嶺という人はこういう人なんだ、と思った。それに、あまり表情がない中に、考えながら何かを言おうとする姿もあり。反省している言葉も下手ながら織り込んでいて。

 忙しくて、毎日遅くに帰って来るかと思えば、帰ってこない時もあった。貴嶺もきついだろう、いろいろあるだろうに、純奈に仕事の愚痴は全くなかった。

 いろいろ考えていると、音を立てて食器が置かれる。そこには生野菜のサラダと即席のコーンスープ。冷えているだろう目玉焼きとパン、それからチーズ。飲み物は温かいチャイ。

「パンと目玉焼きは冷えてます。大丈夫ですか?」

「もちろんです。すごく美味しそう」

 純奈の好きなチャイを淹れてくれたのに感動。貴嶺のミルクチャイはとても美味しく、甘さもちょうどいいのだ。料理がきちんとできる旦那様で、純奈はもっと自分も頑張らなければ、と思う。

「すみません、作ってもらっちゃって」

「簡単すぎて逆に申し訳ないですけど」

「そんなこと……ありがとうございます」

 言いながらチャイを飲む。ゆっくり飲むと、甘さが染み渡る感じ。美味しいなぁ、と思いながら飲んでいると、貴嶺がこちらをじっと見ていた。

「なんですか?」

「ああ……いえ、無理をさせてしまったな、と思って」

 無理を、と聞いて落ち着いていたのに、また顔が熱くなる気がして。純奈は仰ぐように手を振って、首を振る。

「いいんです。あの、大丈夫、なので」

 必ず帰ってくると言った旦那様は、日付が変わって帰ってきて、それから純奈とエッチなアレをしたのは前述したとおり。

 ただ、旦那様ときたら、純奈を裸に剥いて身体中に触れ、そして身体を繋げた後が長くて。

「すみません。酔って、感覚が鈍っていたみたいで」

 いつもより情熱的だったというか、なんというか。ただ身体を揺さぶるだけではなく、その間も純奈の身体にエロく触れていた。胸を揉まれたり唇を寄せられたり、繋がっている部分に触れたり、その少し上の敏感な部分を撫でたりされた。

 つまり、純奈は貴嶺に音を上げるまで、音を上げた後も翻弄されてしまい、快感に泣かされた。

「朝食を作った後も、欲しくなってしまった。呆れてません?」

 日付が変わった、まだ暗いときにしたアレよりも、夜が明けてからの先ほどの行為は優しかった。それでも身体を重ねれば貴嶺の重みなどで純奈は感じてしまうわけだ。だから、顔が熱くなってしまう。

 この前まで何もしたことがなく、キスはおろか手もつないだことさえなかったのに。大人な貴嶺にイロイロと教えられている気がする。

 好きだから受け入れる。初めては痛かったけれど、今は旦那様のアレの質量が純奈にはいっぱい過ぎて、少しだけきつさを感じるくらい。それも馴染んでくると、リアルに貴嶺の身体を純奈の身体の中で感じて、何度も腰を揺さぶられると堪らなくなってしまうのだ。

「そんなことないです」

 首を振りながら言うと、貴嶺はため息をついて箸を取る。それから無言で食事をとるので、純奈も特に話しかけずに、チャイを飲んでから冷めたパンをかじる。

 朝ごはんを作った後に、旦那様は純奈を起こしに来たのだが。純奈がグズグズしていて、寝ぼけて貴嶺に手を伸ばし、その腕を抱きしめたからなのか。旦那様にエロなスイッチが入って、そのままアレに流れ込んだ。

 でも決して嫌ではなく、呆れているわけではない。

 渡独した直後の愛され方がすごく熱がこもって、その熱に翻弄された純奈としては、二週間も何もしないでいるそれの方がポカーン、という感じ。あれだけ愛しておきながら、何もしないの? と思った。それに、純奈はその二日間の間に何か下手を打って、貴嶺に愛されないのでは、と思った。

 でもそれは全くの杞憂で。

「貴嶺さんは、酔ったらいつもあんな感じ、ですか?」

「何がです?」

 ようやく箸を止めてこちらを見た貴嶺は、相変わらずあまり表情がないから読めない。

「や、あの……いつもあんな感じに、エッチなのかと。言葉も、熱くて……耳元で言われたからすごく残っている感じです」

 純奈がチラッと見上げると、彼は眼鏡をカチと押し上げた。

「いつも……?」

 ただ片言返されて、それから一口食べた後、箸を置いてなんだか頭を抱えてしまった。

「嫌でしたか?」

「え?」

「自分でも執拗だったと思ってます。あれだけ酔って帰って、セックスしたことがなくて。いつもなら、タキシードを着たままベッドに倒れこんで、気が付いたら朝、という感じだったんですが……靴も脱がずに倒れこむときもあるくらいです」

 頭を抱えたまますごくしゃべった貴嶺は、はぁ、とため息をついた。

「そんなに、酔ってたんですか?」

「確実に。今日は二日酔いです」

「でも……ごはん、食べてますよ?」

「頭も重いし胃もすごくもたれてるけど、飲んだ次の日はすごくお腹が空くんです」

 純奈が飲み過ぎたら、次の日はベッドから起き上がれないくらいだ。

 それにしても、確かに執拗だった、と思うけれど。嫌じゃなかった。

「嫌じゃなかったですよ」

「朝も?」

「朝は、最初の時も……でも、タキシードを着たままのアレは、すごくエッチでした……」

 言いながら顔を赤くするのも、いい加減にしないといけないのだが。でもどうしても顔が赤くなってしまう。旦那様は初心者純奈をいい具合に大人にしてしまうので。

「……そうですね……朝は、ですね。なんだか、いつも自分じゃないみたいです、あなたといると」

「タキシード着たままバタンキュウ、って感じだったんですか?」

「タキシードを着た日はほとんどそうです。コンタクトを入れたまま、着のみ着のまま、靴も脱がずに」

「じゃあ、今日は脱げて良かったですかね?」

 言った後、何を言っているんだバカ、と思った。

 脱いだ、の意味が違うだろうと脳内で自分の頭を叩く。

「あなたがあまりに褒めるので。興が乗った感じで脱いでしまいました」

 抱えていた頭を直して、貴嶺は純奈を見た。

「脱いで、良かったですか?」

 そんなこと聞かないでほしい、と思う。

 鼻血が出そうなくらい、素敵だった旦那様のタキシード姿。それを脱いでいるのを反芻すると、さらにドキドキして顔が熱くなり、鼻血が出そうだ。

「よ、良かったのではないかと……結果、久しぶりに一緒に眠れましたので」

 上目づかいに言うと、眼鏡をカチと押し上げた。

「それで、どうして今日はリングを嵌めてるんです?」

 いつもは傷がつきそうで嵌めていない指輪。だって、バレ●ーナのパヴェダイヤ付き。そしてフルエタニティの指輪なのだ。

「なんとなく、嵌めたくなって……貴嶺さんが忙しいとき、寂しくて眺めてまして」

 こんな指輪をくれたのに、結婚したのに寂しいなぁ、と思って眺めていた。時々指に嵌めて、外して、きれいに磨いてはこの中に片付けるを繰り返していたのだ。

「幸せの形みたいで。でも、やっぱり、貴嶺さんと一緒にいるほうが、いいです」

 純奈が指輪をキラキラさせながら言うと、貴嶺がフッと笑った。

「俺もそう思いました。仕事で帰ってきて、ただいまと言うと、お帰りと帰ってくるのって、幸せです」

「……お互いが幸せの形、ってこと、ですね」

 照れながら言うと、貴嶺が左手を握ってくれる。

「そういうことですね。……できればリングはずっと身に着けていてほしいですが」

「うう、すみません。小心者なので、こんな高価な指輪のダイヤが取れたら、と思ったりしてしまうんです」

「好きですよ、そんなあなたも」

 いきなり言われて、戸惑う純奈は何度も目を瞬きした。

「えっと、あの……」

「あなたから抱きついてきたとき、嬉しかった」

 言いながら純奈の手を引き、手の甲にキスをする。

「仕事ばかりですみません」

「いいえ……大丈夫、です。す、素敵な貴嶺さんが見れたので」

 純奈の言葉に、貴嶺は笑った。

「堅苦しい服を着て帰ってきてよかった。あなたが、そうやって俺を褒めてくれるのなら」

 じっと見つめられるとドキドキする。そして、手の甲にもう一度キスをされて、またじっと純奈を見る。

「愛してますよ、純奈さん」

 まだであってわずかの時間。

 なのに、純奈はこんなことを言われるようになっている。

「あなたは?」

「は……はい、私も」

 答えた後で、顔を赤くしてしまう。

「俺、まだあなたを愛したいんですけど、いいでしょうか?」

「お、お買い物に出かけたら」

「買い物?」

「水って重たいんですよ。だから、荷物持ちしてください。ただでさえ私、腰、怠いです」

「いくらでも持ちますよ。じゃあ、そのあとで……いいですか?」

 うう、と思いながら頷いてしまう。

 貴嶺という幸せの形は、本当に情熱的だ。

「じゃあ、行きましょう。買い物に」

「はい」

 最後にチュッと手の甲にキスをするのを忘れない旦那様は、愛しい存在。

 これからもずっとこの人と生きていくんだ、と思う純奈だった。

 

 

☆ここまで読んでいただきありがとうございます。

 本を手に取っていただき、購入された方、ほんとうにありがとうございます。

 これからも、よろしくお願いします。

 

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【2015/09/21 21:15】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(8)
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